ヒューストンはレストランの数も種類も豊富で私達は恵まれています。インド料理などはバイキングスタイルで食べ放題で安くあったりします。でも今日はちょっと豪華版のインド料理のレストランをご紹介したいと思います。このようなエスニック料理がお好きな方などには会社の接待にも最高の場所です。Kiranさんという技術のある女性シェフが経営しているレストランで、その名前もKiran’s といいます。
まずアペタイザーはSamosa (ソモサ)と呼ばれるインド料理典型的な前菜です。中身はポテトを辛く煮てあるものが普通。今回はラムの肉とポテトが入っているものを注文しました。緑のソースはChutney (チャツネ)、ピリ辛なのでそれを少し付けながら食べます。前菜#2は平凡なインディアンレストランではあまり見かけないものなのですが、インドやパキスタンでティータイムによく出てくるPani Poori というものです。Poori というのはメキシコのトルティーヤのようなもの、又はインドのRotiというパンの超薄いものでそれを油で揚げてカリカリにしてあります。その中にひよこ豆を美味しく煮たものが入っていて、タレをその中にそーっと注いで一口で食べます。そのタレは水のようにゆるい液体なので沢山注いだら大変なことになります。お口の小さい方はバラバラっと落ちてしまうのでちょっと食べにくいかも。これを食べるとインドやパキスタンを旅行をした時必ずお3時のティータイムに食べたことを思い出します。
メインには私の一番のお勧めのThali(タリ)です。もともとThali というのは南インドのベジタリアンのお料理でステンレスの丸いお盆に5個~10個くらいのミニボウルに色々な料理が入り、真ん中にポンッとごはんとRoti、ローティと言われる薄いトルティーヤがのっているものです。それを手で食べるのが伝統的な食べ方。そういうタリのレストランもヒューストンにはいくつかあります。この写真が伝統的なThali です。Kiran’s のThaliはちょっと違いますね。
今回私達が注文したThali はオシャレなこれ。これはランチタイムだったので3つのディッシュとご飯が付きますが、ディナータイムだったら4つのディッシュにご飯がつき、沢山のセレクションの中から自分で4つ選べます。ランチはPunjabi Thaliといってセットで決まったものが出てくるので便利に注文出来ます。これにはパキスタンのパンジャブ州の煮物が付いてきます。
パンジャブ州は南インドのベジタリアンの人種とは違いかなりの肉食です。そこで今回は肉料理が2つ入っていました。左上がラム肉、右上がチキン、そして緑のものがホウレンソウとチーズが入っているPalak Paneer というお料理です。Palakがホウレンソウ、Paneerがチーズです。
このエビ料理は私も今回初めて注文したのですが、美味しかったですよ。Prawn & Green Mango でした。Prawn はエビのことです。このソースが美味しかった~😋 これはMix Grill でラム肉、エビ、チキンをグリルしてあり、左横のドロッとした豆を煮たものが付いてきます。この豆が美味しい。私もこの豆のRed Lentilを家でよく作るのですが、このレストランのはBlack Lentil で私も家では作れない。何故か、うまくいかないんです。これはレストランで食べるしかない豆です。これをRoti やNaanですくって食べたり、ごはんにかけて食べたりします。 このレストランはちょっとお値段がはるのでたまーに家族で行く所なんですが、今回はIさんが帰国するということで4人で豪華に食事してきちゃいました。
Iさんパン教室で色々お世話になりました。これからも日本でご活躍下さい。ヒューストンに遊びに来たらまた食べに行きましょう。
Kiran’sはKirbyの近くでRichmondに面してあります。駐車場は同じビルの上階にあり、駐車チケットをもらわなければいけないのですが、レストランを出る時にその駐車券を見せると無料券をもらえます。ガレージから車で出る時に確かそれをスロットに入れるんではなく、スキャンして出られたと思います。ちょっと不安な方はビルの東側にValet があるので駐車してもらえるので安心です。