一生同じ料理だけを食べなければいけない、と言われたら皆さんはどの国の食事を選ぶでしょうか？そんな会話が最近友達との間で出てちょっと考えさせられ、私が選ぶのは絶対日本料理ではないなと最近気づきました。そこで思い浮かんだレストランの一つがこのKasraです。私は地中海料理が好きで、特に好んでいるのがレバノン料理です。ヒューストンにもFadi’s のようなレバノン料理のお店が幾つかあるのですが、これだ！というレバノン料理はまだ見つけていず、今も捜索中です。Kasraは実はイラン料理なのですが、レバノン料理にも似ていて私がとても気に入っているお店です。そこで火曜日のクラスの生徒さんとおしゃべりをしているうちに私のお気に入りの極秘レストランの話になりました。結局一緒に行こうか！ということになり、生徒さんとランチで行ってきました。極秘お気に入りレストランなんですが、今日は公開しちゃいます。

注文してしばらくして出てくるのがこの葉っぱの山と平たいPita Breadです。その葉っぱの山には色々なハーブが混ざっています。ミント、バジル、パセリ、そしてFeta Cheese とラディッシュです。まずPita Breadを一口サイズにちぎり、2重になっているのを平たく開けます。そして、Feta Cheese を長方形にナイフで切りPita Breadに入れます。そして好みのハーブを入れてそれを挟んで食べるのです。私の好きなコンビネーションはチーズ、バジル、そしてラディッシュです。これはタダで出てくるのですが、これのちょっと豪華版はSpecial Herb Plate と言って＄５程度で注文できます。それにはクルミ、トマト、オニオンなどがついてきます。カバブを食べる時はオニオンが欠かせないので必ずSpecial Herb Plate を頼みます。必ず注文するアペタイザーがこの２つ。Eggplant Dip （ナスのDip)とYogurut with Cucumber です。Eggplant Dip はPita Breadに付けて食べます。Yogurut with Cucumber はPita に付けて食べても良いのですが、私はメインコースと一緒に食べるのが好きなので取っておきます。

メインで必ず注文するのが上記の写真に出ているKubideh というケバブです。ドバイに住んでいた時にこの料理を発見し、3日続けてレストランに通った覚えがあります。さて、それをどうやって食べるのが美味しいかご紹介します。まずPita Breadを少し大きめにちぎり、ケバブも10㎝くらいの長さに切ってPita に入れます。下の写真のようにオニオンをのせアペタイザーで残しておいたヨーグルトソースをかけてTacos のように挟んで食べます。美味し～。また日本人には考えられない食べ方なんですが、ヨーグルトソースはなぜかライスにかけて食べてもおいしいと思います。あとチキンやビーフのケバブも美味しいのですが、色々なものを注文しても家族が競って食べるのがこのKubideh なので、家族で行く時は幾つかのアペタイザーとKubideh のEntree （ケバブ2本とライスがついてくる）を注文し、そして別にKubideh をもう一本だけ別にお肉だけアラカルトメニューから注文して、3人家族で一人1本ずつ頂きます。Entree はライスが山盛りに来るので一人一皿はとても食べ切れません。でも残りはお持ち帰りも出来るので次の日のランチになることは保証付き。

ということで、もし人生一生、ある一つの国の料理しか食べられないのらば、レバノンやイランなどの中東の料理かなあ…　でもインド料理も好きだし～

皆さん、是非お試し下さい。